代表取締役 ご挨拶
皆様には平素よりご高配を賜り、誠にありがとうございます。
当社は、2016年8月に創立。同年10月に「在宅生活支援センター寧色」(居宅介護支援事業所)、翌年1月に「ナースコールセンター寧色」(訪問看護事業所)を開設致しました。
2020年6月岐阜市小野に新事務所を建築し、現在に至るまで地域に根差した会社として事業を続けております。
私は、会社創立前まで病院で働くMSW(医療ソーシャルワーカー)をしておりました。
「ずっと健康で生活したい」と思っていても、病気になることは誰にでもあります。
病気になった時、ケガをした時、頼りになるのは病院です。
病院へ入院し、治療し、退院する。
退院された後も元気に生活できることが一番ですが、病気やケガの後遺症によっては入院する前と同じように生活することが困難な場合があります。
病院は、医師や看護師が近くにおり、薬剤師、リハビリ士、栄養士、介護士、それにMSWなどの専門職がいます。
病院は、バリアフリーで廊下の幅も広く、トイレに手すりもあれば、ナースコールもついています。
自宅では、そんなわけにはいきません。
入院前は健康で生活していた方が、病気やケガの後遺症によって歩行器や車イスを使わないと移動することが難しくなった方がいます。
糖尿病と診断され、退院後からインスリン注射が必要になった方もいます。
退院直後から生活の再スタートとなるわけですが、安心して家に帰ることができる方ばかりではないのです。
MSWとして病院で働いている時、退院直後に自宅で転倒をして骨折をした、病気が悪化した、そうした理由により再入院となった方を数えきれないほどみてきました。
「入院したくない。安心して自宅でずっと生活したい」
退院された後も、患者さんが安心して自宅で生活できるような支援を続けていきたい。
そうした思いから会社作りが始まりました。
当社は岐阜市小野という岐阜市でも岐阜市近郊へ行くよりも、隣の本巣市や山県市の方が早く行けるほど岐阜市でも北西部に位置する場所にあります。
岐阜市北西部は社会資源が少ない地域です。しかし、そこに住まう方が安心してご自宅での生活ができるよう『寧色』の名前の通り、今後も丁寧なケアを継続できるように邁進致します。
創立から7年が経ちましたが、当初からの思いに変わりはありません。
当社社員のひとりひとりが『寧色』の一員としてご利用者やご家族を大切に考え、丁寧なケアを実践できているからこそ、ご利用者、ご家族の方々から
「寧色さんに来てもらえて、本当によかった」
「寧色さんに相談ができてホッとしました」
そのようなありがたい言葉をいただけるのだと感じています。
私は代表取締役として、そのことを誇りに思います。
碧い空株式会社
代表取締役 桒原 良次